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平成16年 厚生委員会 本文 開催日: 2004-11-17
平成16年 厚生委員会 名簿 開催日: 2004-11-17

  • "ペットボトル" "自動販売機"(/)
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  1. 武蔵野市議会 2004-11-17
    平成16年 厚生委員会 本文 開催日: 2004-11-17


    取得元: 武蔵野市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                ○午前10時00分 開 会 【田辺委員長】  ただいまより厚生委員会を開会いたします。  陳受16第18号 年金改革法実施中止意見書に関する陳情を議題といたします。  直ちに質疑に入ります。 2 【梶委員】  これにも書いてあるように、10月1日から厚生年金保険料が上がるというので、それで具体的になったら、厚生年金と──市の職員は、全部共済年金に入っているわけなので、共済年金も全部上がるんだろうと思って、それが10月1日からどういうふうになって、市の職員だったら、大体どれぐらい平均、今までより高くなったのかを伺おうと思ったんですけれども、きょうのところには、年金の関係の、総務部人事課の方はいらっしゃらないと言われたんですけれども、一番具体的にわかりやすいので、10月1日からの影響がどういうふうに具体的に出ているのかがわかったらいいと思いましたので、そうすると、それだけじゃなく、市民の方の半分が厚生年金なので、その影響額は相当だろうと思ったもので、伺いたかったのが1点。  それから、2点目には、よく国会で年金未納の問題なんかなって、私は特別職市長、助役や収入役は何の年金か知らなかったんで、ちゃんと聞きましたら、市長なんかも市町村職員共済組合で、市の職員と同じのに入っているということだったんですけれども、厚生年金だと、働いていると65歳まで払いますよね。市長は、まだ市の共済年金を払っていらっしゃるのかどうか。もし、そうだとしたら、市長は10月以降の自分の給料表を見て、上がったとか、具体的に何か変わったと思いましたかどうか、市長にじかに聞いてみたいと思ったのが2点目です。 3 【竹山保険年金課長】  年金制度部分について、共済組合の方は私の方の所管ではないんですけれども、制度論としてお答えさせていただきます。  厚生年金の方は、10月から13.58%という保険料率が毎年0.354%ずつ上がることになっておりますので、その部分標準報酬額に対して上がるという形になりますから、その部分保険料というのは改定があります。共済について、ちょっと私も給料明細、細かく見ていないんで申しわけないんですけれども、同様の制度ですので、同様の率に基づいて、それぞれ地方共済法国民共済法も同様の改正が法改正でされておりますので、その率で、ちょっと具体的な金額を私個人は覚えてないんですけれども、同じような率での改定がされております。なお、特別職委員御指摘のとおり、市町村公務員共済組合員でございますので、その保険料につきましては、その号級に基づいて保険料率が計算されたものが賦課されております。 4 【梶委員】  前回のときも、市長、この陳情に書いてあるように、年金改悪法条例ミスや何かがあって、もし市でこんな法律を出したら市長は首になるってはっきりお答えになっていらっしゃるし、一般論として、法律の専門職の霞が関も地に落ちたというふうにおっしゃったんですけれども。  こんな中で、市長施政方針の6ページで、優先事業の第1は、高齢者福祉の推進でありますという中で、介護保険対策特別委員会をやって、これから介護保険も第2の国民年金、第2の国民健康保険になりかねないとの意見が出ておりますというふうに言って、国民年金がある意味で問題になっていて、抜本改正が必要だというふうに考えていらっしゃるんだと思うんですけれども、それで言ったら、この陳情にあるように、こんな改悪をするんじゃなくて、きちっとした抜本的な改革をやっていくということでは、市長年金は全体にかかわることなので、きちっと市長会なりどこかで発言しているのか、それともそういうことをきちっとやっていくのかということを伺いたいと思います。 5 【土屋市長】  年金は、介護保険と違って自治事務ではありません。国の事務であります。 6 【田辺委員長】  ほかに質疑ございますでしょうか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 7 【田辺委員長】  それでは、これにて質疑を終了いたします。  取り扱いについて御意見を伺います。                  (「継続」と呼ぶ者あり) 8 【田辺委員長】  「継続」の声がございましたが、異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9 【田辺委員長】  それでは、継続ということに決しました。      ────────────────────────────────────
    10 【田辺委員長】  続いて、行政報告をお願いいたします。 11 【会田環境生活部長】  行政報告、2つございますが、まず私の方から、クリーンセンター爆発事故対策に関する報告につきまして申し上げます。  この9月28日にクリーンセンターの粗大・不燃ごみ処理施設内で爆発事故が発生したわけでございますけれども、1番目の原因の推定のところをごらんいただきたいと存じます。武蔵野消防署がいわゆる破砕残渣から爆発可能性があるものとして、スプレー缶9個だとかカセットガスボンベ1個、アセチレンガス充填量0.5キログラム)に使用される口金とスカート部分、いわゆるボンベの一番底にくっついている部分ですが、それが複数発見されたという報告があり、武蔵野消防署は、この施設の損傷の状況──かなり大規模な損傷があったわけですけれども、カセットボンベなどではなくて、爆発事故原因携帯用の屋外で使うようなアセチレンガスボンベ爆発である可能性が高いと、そのように推定を、武蔵野消防署より市長あて報告をいただいております。括弧書きに書いてございますように、プロパンガスの3.37倍の燃焼速度爆発力は38.3倍ということで、単なるプロパンの屋外用の携帯とか、その他、もっと小型のものが爆発したのではなくて、アセチレンガスらしいということでございます。  2番目の今後の方針と再発防止策でございますが、これは5つほど考えておりますけれども、1つは、排出者に対する対策ということで、これはかぎ括弧で書いてございます2つの事柄に尽きます。1つは、所有者プロパンガスあるいはアセチレンガスなどの高圧ガスボンベ容器を所有している方を、そこのボンベのところに明示しなければいけませんけれども、その明示の徹底。それから、もう1つが、不要になった高圧ガス容器の引き取り方法、これはごみと一緒に出されたということが今回の最大の原因でございますので、引き取り方法の周知ということ、この2点に尽きると思います。中身は、1)から5)まで書いてございます。販売店に対しての指導強化、あるいは定期的な排出方法の周知といった、このような対策を行う必要があると考えております。  次に、2番目に収集時点での防止策収集時にこれは怪しいなと思ったごみなどは、その場で開封確認する。あるいは、今、委託業者が大変多く入っておりますので、その業者の方たちに対する研修の実施であります。  次に、3点目でございますが、クリーンセンターでの対策といたしましては、クレーンでごみをつまみ上げて投入しておりますけれども、その部分監視カメラを設置する。2つ目には、破砕機本体内に爆発を軽減する装置、これは武蔵野消防署などと技術的に協議した上で、空気を注入して爆発力を弱めていく、そういう装置を今、考えておりますが、それなどを設置する。  4つ目に、各機関や業界へ調査・指導の要請ということで、こうした原因となったと思われる高圧ガス取り扱いについて、これは東京都が指導を行っておりますので、文書で指導強化を要請する準備をしております。2つ目に、市内の関係団体アセチレンガスは、鉄の溶接ですとか、あるいは鉄を切断するときなどによく使いますので、水道設備業界、それから武蔵野建設業協会、それから商工会議所工業部会などに文書での要請を行うよう、今、準備を進めているところです。3つ目に、自治体関連団体ということで、いわゆる多摩地域清掃協議会、これは町田市が会長をやっておりますが──ですとか、あるいは社団法人都市清掃会議あるいは全国市長会など、こうした関連団体を通じて働きかけをしてまいりたい。  5つ目には、市報特集号などを通じて、市民へ先ほど申した定期的な排出方法の周知の一環として、市報、広報をしてまいりたいと思っております。  大きな3つ目に、復旧工事等というところで、最初、損傷箇所の復旧、いわゆる爆発の風が抜けていく風胴部分ですとか、破砕機の下のところに振動コンベアなどがありますが、それが大破している状況で、仮の復旧をしておるところですが、それを新しいものに取りかえるということを準備いたしております。先ほど申した爆発対策設備も含めて、4,500万円程度というふうに考えておりますが、これを何とか復旧工事費用として捻出してまいりたいと思っております。工期は、年末のごみがこれから増大してまいりますので、その前にほとんどの工事が終わるように、大変急施を要する工事というふうに考えております。  大きな項目の4番目でございますが、年末のごみ処理量増大期ということが目前に控えておりますので、11月中に専決処分をさせていただきたいと思っております。これは、補正予算という形で専決処分をさせていただきたいと、このように考えております。  なお、全国市有物件災害共済会保険から約600万円程度が充当される見込みという情報を現段階では得ております。 12 【大竹環境生活部参事】  引き続きまして、10月1日から実施されました家庭ごみ有料化についての状況を、指定ごみ処理袋使用状況、そしてごみ排出状況、並びに取扱店整備状況の3点から御報告いたします。  初めに、指定ごみ処理袋使用状況ですが、これは既に個別収集が10月4日から全市域で実施されておりますので、戸建て住宅集合住宅の2点から説明させていただきます。  戸建て住宅は、ここにも書かせていただきましたけれども、指定ごみ処理袋の排出がほぼ全世帯で実行されていると我々は受けとめております。委員の皆様がまち中を見て、例えば白い袋が目についたという箇所があるとしたら、そのほとんど全部がおむつまたは落ち葉など、減免対象で白袋でよろしいですよというものが目につくのではないかと。実際の可燃不燃は、指定袋で出されているのが戸建て住宅状況だと思っております。  2番目の集合住宅については、これが一番懸案事項だったんですけれども、私どもは有料化前から、分別の悪い集合住宅について、250棟をターゲットに重点的に対応してまいりました。これは、集合住宅ステーション方式をとっておりますので、個人を特定するのはなかなか難しいものですから、声をかけたり、メモを置いたり、いろいろな対応をしてまいりましたけれども、特にオーナーもしくは不動産業者の協力が得られるようになってきた関係上、かなりの部分で改善されてきているということで、1カ月の経過でほとんど90数%、緑色の指定袋を使ってもらっている状況に移行しております。これが使用状況の概略です。  2番目に、ごみ量の推移ですけれども、ここにお示ししたのは、実施前の9月と実施直後の10月の前年度との比較でございますけれども、初めに可燃ごみについては、まずここで10月分を見ていただくと、17.7%、前年同月比減になっているという数字が出ております。これは、有料化によってごみ出しについての抑制が効いたのかなと思っておりますけれども、もう1点、ここに文字には書いてありませんけれども、8月から容リ法適用外プラスチックとかスニーカー等不燃から可燃に移行しておりますので、その分だけは恐らくふえるだろうなと思っておりましたけれども、それを超えて、なおかつ17.7%、ごみ量が減になっているということでございます。  2番目に、不燃ごみについてですけれども、これはこの数字を見ていただくとわかると思いますけれども、実施前の9月については、急激に34.9%、前年同月比増というような形で増加しておりました。これは、有料化の直前ということで、相当多く有料化前に出されたのでしょうというふうに思います。しかし、実際に10月に移行してからは73.4%というとてつもない減り方をしております。これは、有料化がインセンティブ、効いたのかなというのと同時に、8月以降、不燃から可燃に移行しているものがありますので、その相乗効果もあったのかなと思っております。  3番目の、ペットボトルその他プラスチック容器包装類でございますけれども、これについても、今、申し上げたとおり、有料なのは可燃不燃のみ。資源ごみは無料ですから、それについてのPRを徹底的にやってきた経過もありまして、容リ法に適用するものが、たまたま可燃の中に入ったり、不燃の中に入った時代もあったと思いますけれども、それがかなり分別が徹底してきたのかな。我々もいろいろな形でPRしましたけれども、ぬぐったりすすぐ程度で結構ですから、容器包装類はペットまたはプラスチックの日に出してくださいとお願いしてきました効果がかなり出てきたのかなと。  それから、4番目の古紙類ですけれども、これについても以前お話ししたかと思いますけれども、可燃ごみの中に30%強の紙ごみが入っております。これは、鼻をかんだ汚れたものとか、そういう紙はだめですけれども、分けていただければ資源化できる紙が結構ありますので、これについてはできるだけ有料袋を使わないで済むように、資源の日、古紙の日に出してくださいというお願いをしてまいりました。特に、7月末までには全世帯に雑紙袋というのを配りまして、こういうような出し方をすると可燃ごみから資源ごみの方に移行できますよというふうなお知らせをしたり、いろいろな形で対応して、古紙類資源化の方向を強めてまいりましたけれども、それもあったのかなと思いますけれども、9月、10月、それぞれ50%強の前年同月比減という結果を引き出しております。これがごみの量の面から見た状況でございます。  3番目に、取扱店状況ですけれども、取扱店については、これだけ全世帯が対象になりますものですから、以前の8月までの粗大ごみシール券とか事業系有料袋取扱店舗数87では足りないということで、積極的に取扱店の募集をしました。9月1日以降、事前の発売をしましたもので、その時点では174店舗、8月までの店舗数が倍増したものですから、中には特にコンビニとかスーパーも入りましたもので、住宅地域でもかなり入ったのかなということで、174店舗でスタートしましたけれども、実施してみますと、例えば御殿山2丁目、吉祥寺南町3丁目、吉祥寺南町5丁目などは、買い物圏が三鷹駅南口とか三鷹台とか西荻だという声もありましたもので、174店舗は全部市内の店舗ですから、市外のそういうエリアにも広げたということで、42店舗ほどふやして、今月15日から発売しております。さらに、市報で10月1日から希望をとりましたもので、それにも10店舗強、応募がありましたものですから、最終的には230店舗ぐらいの販売網ができるのかなと思っております。今、そのような形で推移しております。  あとは、我々としては、この10月については、いろいろな問題が起きるだろうということで、委託業者、それから直営の職員も含めて、7時まで特別体制をとっておりましたけれども、実際に苦情、その他の電話は数本で、2週間の予定を1週間で解消したというような状況で10月当初は推移しておりました。 13 【田辺委員長】  ただいまの行政報告に対する質疑に入ります。 14 【梶委員】  まず、クリーンセンター爆発事故なんですけれども、今回、収集時に不審ごみ開封確認というのがあるんですけれども、事故を起こしたときにアセチレンガスというのが大体わかったということなんですけれども、それが破砕機に入ってしまうまで外部からわからなかったというのは、どんな入れ方をしたのかというのが1点なんです。というのは、今までよくあったのは、あそこの爆発というよりも、収集車スプレー缶なんかがあって、それで作業員がけがをするということがありましたよね。そうすると、万が一、もっと爆発力の強いものが──今回は、そこで見つかったということは、予測できるのは、じかに持ち込んだという可能性が大きいということなのかどうか。もし、そんなのを収集車でとったら、収集車万が一何かあったら、それこそ車ごと爆発しちゃうぐらい大変なことですよね。ですから、本当にこれは人命にかかわってしまうことなので、その辺のことをきちっとするという手立て。どうして外からわからないのかとか、その辺をぜひきちっと今後の方向として確立していただきたいというのが1点です。  それから、爆発の方の2点目では、予算措置なんですけれども、確かに12月の最初にしてしまわなければ大変だと思いますので、工事施工は急施を要するということはわかるんですけれども、今この行政報告を受けて、11月の専決処分により予算補正を行うという、このようなやり方というのは、ほかのことでも、こういうようなときは行っているのかどうかというのが2点目です。  それだけ、まずお願いします。 15 【三輪クリーンセンター所長】  高圧ガス容器アセチレンガスプロパンガスの混入、どうして混入されたのかという御質問でございますが、持ち込みによる混入はまずないと考えております。それは、現場の職員が一つ一つ開封いたしまして、破砕機等にまた処理・処分を行っておりますので、じかに持ち込まれたものの中ではないと、これは限定していきたいと思っております。しかしながら、実際にそういう事故が起きたものですから、内部でもいろいろ検討・調査を行いましたが、推定ではございますが、大きさがちょうど電気釜ぐらいの大きさになりますので、それらを何か梱包して混入されると非常にわからないと。事実、そういうものを作成いたしまして、収集職員に持たせたところ、なかなか判明しづらいと。ただ、裸で出されれば、これはわかりますので、不適のシールを張ってまいりますが、今回の事故原因は、何か梱包されて出されたものではないかと考えております。そのような推測をしております。 16 【会田環境生活部長】  2点目の予算措置の件でございますが、かつても、私が具体的にこれこれというふうに記憶しているわけではありませんけれども、急施を要する場合において、議会を開くいとまがないという、そういう時期において補正予算を専決したことがあるというふうに記憶してございます。  あと、爆発事故は、かつて平成10年とか、あるいは平成6年ですとかに起きているわけでありますが、そのときは予備費の充用などを含めて予算措置をしたというふうに記憶しております。 17 【梶委員】  そうすると、今回は偶然、例えば先ほど私が言ったように、収集車スプレー缶でさえ事故が起こるときがあるのに、今回は上手に通ったって変な表現ですけれども、押されないところで通って、そこまで安全で来たからよかったけれども、万が一のときは本当に大事故になった可能性もあるということなんですね。そこを本当に、もしそんなことにこれだけのことがなったら、それこそ周りの人、普通の道路を歩いている人だって大変な影響があると思いますので。特に、持ち込みじゃなくて、道路に置いてあった収集車によるごみの中に入っていたということだったら、二度とそんなことのないような徹底した管理をぜひお願いします。  それから、次に家庭ごみの方なんですけれども、これを見て、あっと思って、みんな一生懸命、有料になる前に必死の思いで、私も不燃ごみの出せるものは全部出したり、何センチまでの大きさならいいとか、いろいろ努力しました。それで、なるべく有料になってから出さないようにということはしたんですけれども。有料になって皆さんが一番言うのは、確かに不燃ごみが少なくなったというのは、有料ごみを少なくするために、今まで知らなかった、全部燃やすごみに入れていた不燃ごみと、その他プラスチックを本当に分けるようにしたんですよね。だから、私によく言われる、お年寄りの方、その他プラスチックが本当にこんな小さなあめの袋、お菓子の袋にも小さくプラと書いてあったら。皆さん、そこまで初めて知ったとおっしゃる。ただし、どこに書いてあるかが物によって違うわ、何によって違うわ。それで、プラと書いてあるあれが小さくて、天眼鏡でこうやって。やっとどうにか、何となく勘でわかるようになったけれども、本当にあれは大変だと言うんですよね。似たようなものだからいいかなと思うと、何も書いていないと、今度は何も書いてないのを出していいのかどうかがわからないと言われているんですよね。今、大部分のものに書いてあるけれども、同じように厚目のものでも書いていないのがあるし、お菓子の袋でもないのがあるから、その辺で書いていないのをどうしようかと思うと、一応燃えないごみに出してはいるけれどもということで、市民の方が物すごい努力をなさっているんですよね。  だから、そこをぜひぜひ、市の方は承知の上、やっていただきたい。そこまでやっていた市の職員の方、前にも言いましたけれども、現場の方を全部回して、それで各所で指導に当たったというのは、すごくやり方としてよかったと思います。ですから、現場の方が回ってくれて、知っている人がやっているからとてもわかったということと同時に、市の方もそれにこたえて、それだけ今、努力なさっているので、お互いの努力は認めて、何かのときは市民の方々にありがとうの一言は、特にお年寄りの方々、本当にやっていらっしゃるんですよね。ごみの前にさてと座り込んで袋を4つやって、缶と瓶、有料袋とその他のプラスチックに分けてやっていると言うんですよね。ですから、本当にそれは認めていただきたいという点が1点です。  その中で、雑紙袋、あれは物すごく好評でした。破いたものもそこに入れていいんだというので、本を見てもあれだったけれども、ああいうふうに実際に来ると、とてもわかりやすいというので、あれは市のヒットだと思います。  それで、そういうのの上でなんですけれども、前から11月からこれだけふえると言われて、私は吉祥寺南町5丁目の人に全然売っているところがないよと言われたんですけれども、場所がふえたというのも、今回のこれに出ていましたので、市は市民の方の声をよく聞いていらっしゃるなと思ったんですけれども。それと同時に、一番最初の予測と同時に、やった後にどれぐらい有料袋を使っているのか、今後、統計をとっていただきたいと思うのが、まず1点。それで、本当に市民の方にどれぐらい有料になってから、市民負担がどれぐらいになっているのかをきちっと出していただきたいと思います。  それから、もう1点は、これだけやっていった後に、その他のプラスチックがすごいふえましたよね。これを処理するのに、市の方の予算、今後の経費というのはどういうふうになっていくのか。ペットボトルやその他プラスチックがふえたのはいいんですけれども、その処理費とかに市の予算はどうなっていくのかということをお願いします。 18 【大竹環境生活部参事】  初めに予算のことですけれども、補正予算でお願いしたのは、有料化というよりも個別収集で負担がふえますねということで、段階でエリアを広げてきましたから、その段階、段階で違いますけれども、総額で補正をお願いしたのは8,300万円、これが資源ごみに対する補正をお願いしたところです。その中に、当然ペットボトルその他プラスチックも入っておりますけれども、その中で吸収しておりますので、半期分ではそのぐらいの金額の補正をお願いしたということでございます。  それから、使用状況の統計、これは私たちも経過する中でとらえていきたいと思っております。今の段階では、使用状況というのは、私どものやり方は買い上げ方式をとっておりますので、店舗がどれだけ発注したかということで、店舗内にとどまっている量も含めて発注量というのは確実につかめます。それがどう動くかについても含めて、今後、動きというのは当然4段階別のごみがありますから、調べていきたいと思っております。 19 【与座委員】  それでは、それぞれの報告に対して3点ずつ御質問させていただきたいと思います。  まず、クリーンセンター爆発事故対策に関する報告について、これは適宜、代表者会議等で御報告がありましたけれども、議事録に残る公の席での報告というのは今回初めてだと思いますので、何点かお聞きしておきたいと思います。この爆発事故が起こった当日、私も総合体育館にいまして、庁内にいた仲間から電話が来て、クリーンセンターが爆破されたというので飛んでいったら物すごかったらしくて、それは半分冗談なんですけれども、すごかったということで行ったら、環境生活部長、それからクリーンセンター所長以下、陣頭指揮に立って、私は消防車、救急車が来る前に行ったんですけれども、お二人が先頭に立って一生懸命対応をとられたということを評価しておきたいと思います。  それで、質問なんですけれども、まず1点目は、爆発した次の日かその次の日だかに、こういうチラシを全戸ビラでまかれているんですね。爆発事故発生ということで。ここに復旧費用は約1億円の見込みと書いてあるんですけれども、私も市民の方々に約1億円かかるよと言っていたんですけれども、どうもいろいろやっていったら4,500万円で済みそうだと。この1億円から4,500万円にどうして少なくなっていったのか。どういう見込みで1億円を組んでいたんだけれども、いや、これこれ、こういう理由で4,500万円で済むよというあたりの説明をしていただきたいというのが1点目です。  それから、2点目なんですけれども、先ほど梶委員からも若干御質問があったんですけれども、今回、補正予算を組まれるということで、前回、前々回の爆発のときは予備費を充当されているということで、今回はなぜ予備費ということで対処されなかったのか、その理由をお聞かせ願いたいというのが2点目です。  それから、3点目は、これは代表者会議でも市長の方からお話あったんですけれども、ガスボンベを持ってきた人の人物を特定できないけれども、対象者ははっきりできないんだけれども、訴えを起こすということも考えているというお話があったんですけれども、今回はその辺の御報告がなかったんですけれども、その件に関してはどうなったのかということをお伺いをさせていただきたいと思います。  それから、家庭ごみ有料化実施状況報告の方で3点ほど伺わさせていただきたいと思います。そもそも、この家庭ごみ有料化というのは、最終処分場を少しでも長く使うためにごみを減量化していこうという目的もあったと思うんですね。そこで、昨日、私、たまたま広域処分組合の議員ということで、まだ25%ぐらいしかできていないんですけれども、エコセメントプラントの現場を見てきました。かなり大規模なプラントで、これができると日量300トンのエコセメントもできるということで、大変期待できるところなんですけれども、現場に行きまして、半径15メーターぐらいの円柱が2本立っていたんです。それは、エコセメントを貯留しておく、いわゆるピット、貯蔵庫ということだったんですけれども、過日の武蔵野市議会で広域処分組合の情報公開条例を求めるという陳情が出された際、山本ひとみ議員が本会議場で賛成討論をされるときに、1枚のコンピューターグラフィックみたいなものを出されたときに、私もそのときよくわからなかったんですけれども、貯蔵庫だから煙が出ないはずなのに、そこから煙が出ているような図を本会議場で出されて、賛成討論をされていたというのを思い出しまして、私も勉強不足だったんですけれども、きのう現地へ行って、ここから煙が出るんですよねと言ったら、これは貯蔵庫だから出ませんよと言われて恥かいたんですけれども。何が言いたいかというと、きちっと市民の方には正確な情報を提供しなくちゃいけないなと。思い込みだとか、そういうことはやっちゃいけないなということを思って帰ってきました。  そこで質問なんですけれども、今後、エコセメントプラントができますと、さらなる減容化計画ということをまた立てていかなくちゃならないのかなと。ごみ有料化をすることによって、一定の減容ができるんですけれども、この先、何をもって、もっと量を少なくしなくちゃいけないと思うか。何をもって、どうやって、どういう方法で減容化の計画を立てて、対応策、どんなことを考えていらっしゃるのかというのが1点。  それから、2点目として、特別指導対象の集合住宅とか一般指導対象住宅というのがあるのを私、初めて知ったんですけれども、これらの指導に対して、地元各丁目ごとに1名か2名いると思うんですけれども、環境指導員、環境推進員、この方々はどのようなお仕事、役割をされているのかというのが2点目。  3点目として、これ、今から議論するのは少し早計かもしれませんけれども、不燃ごみ73%減ということで、多分これはまたリバウンドもあると思うんですけれども、今後、不燃ごみごみ収集日と言うんですか、回数と言うんですか、それも月2回とかというふうに変えていくということも議論の対象になっていくのかなと思うんですけれども、その辺についてのお考えをお伺いしたいと思います。  それぞれ3点ずつ6点です。よろしくお願いいたします。 20 【会田環境生活部長】  まず、クリーンセンターの件でございますけれども、予備費を使わずに補正でやる理由でございますが、予備費は御存じのように1億円という枠でもう決まっておりまして、ここのところで中越地震に対する支援等でかなりの出費を予定いたしておりますし、その状況もまだ債務額が最終的に確定しているわけではないという状況でございます。ということもあわせ考えまして、この段階で補正ということできちっと対応していこうというふうに考えたわけでございます。  次に、有料化に関してでございますが、まず第1点目の新たなる減容計画ということでございます。これは、エコセメントプラントが本格稼働する平成18年以降、それぞれのエコセメントプラントの稼働能力に応じた灰の搬出ということを構成市町村が考えていかなければいけません。そういう意味で、新たなエコセメントプラントが稼働したことを前提とした計画といったものをこれから考えていくという体制にあるわけであります。  そのときに、それではさらなるごみの減量化をどのように進めていくのかというのは、これは非常に現段階でも頭の痛いことであることは事実でありまして、今までも行ってきたような資源化あるいはごみの分別、それらを徹底すると同時に、ある意味では排出者責任あるいは製造者責任なども含めて、社会システムとしてごみを減量していくような仕組みをもっと大きくとらえていく、そういうことも含めて対応を考えてまいりたいと思っております。 21 【三輪クリーンセンター所長】  復旧費に関する御質問でございます。9月28日の3時に爆発事故が発生いたしまして、直ちに全市民に対する広報活動のためにチラシを作成いたしました。この作成は、その当日に作成されたもので、現場の状況を見ますと、平成10年4月6日に同様の爆発事故がありましたが、そのときに3,500万円程度費用がかかっております。そのときより規模がかなり大きかったというところから、恐らく破砕機あたりまで損傷があるんではないかという推定から、約1億円ぐらいかかるんではないかと見込んだ次第でございます。4,500万円という金額になりましたが、これは破砕機に大きな損傷がなかった。あったのは、破砕機下部の振動コンベア、それから風胴等々でございますが、かなり補修して使っていこうという考えで、この中で4,500万円という数字が出たわけでございます。 22 【大竹環境生活部参事】  有料化について2点目の美化推進員の役割は何だという御質問ですけれども、美化推進員は地域の情報をいただいたり、提案するという形でしておりますけれども、有料化に関して情報はいただきますけれども、実行部隊として動いてしまうと非常に厳しい場面が出てきますので、実際の対応は市の側が直接やっております。  それから、不燃回収回数についてですけれども、73%、これはあくまでも実施後1カ月の状況ですので、これはもう少し長いスパンで見なきゃわかりません。ただ、リバウンドの大きさは絶対的に抑制していきたいと思っておりますけれども、あくまでも速報値とお考えください。それでもこのような傾向があれば、当然その時点で考えていくだろうと思います。 23 【土屋市長】  まず、何点かお答え申し上げますが、刑事告発については、今のところ、さらに一層、その可能性を追求したいと思いますが、これは刑法第117条第2項過失激発物破裂罪、または高圧ガス保安法第25条、第83条ということに違反する可能性があるわけですけれども、それぞれ難しいところがありますけれども、この両法とも因果関係が特定できるということがある程度前提であります。つまり、例えばこの爆発の特定原因はこれであると、こういうのを相当因果関係と言いますけれども、単なる因果関係ではなくて、これをやれば必ずこれになると、こういう相当因果関係を立証するということができるかどうかということについて、いろいろな見解が分かれると、こういうことであります。いずれにせよ、何らかの形ではっきりさせなきゃいけない問題だろうと思っております。  なお、環境美化推進員についても、環境美化推進員の本来的なねらいというのは環境浄化から始まったわけで、さまざまな活動をしているわけですが、これらについてもいろいろな意味で十分機能しているのかどうかも含めて見直し時期かなと、こんなふうに思っております。  それから、補正予算について申し上げますれば、予備費から流用するというのは本来的な予算のあり方としてはおかしいわけで、逆に予備費から流用した場合には、議会の皆さんからは、何で予備費から流用するんだと、ちゃんと補正予算を立てなさいと。しかも、あと2週間後には12月定例会が始まるわけですから、むしろそういう御質問をいただくだろうと我々は予定いたしておりました。そういうことも含めて、予算にないものを執行するというのは、執行権としてはかなり例外的なものですから、予備費から流用するというのは、さっき言ったような災害だとか、そういうことのみに限定されると、こういうことが普通なんであります。もちろん爆発事故も予想された話じゃありませんから、当然のことながら、それは予備費から流用してもいいんですけれども、理屈の上ではなるたけ補正予算を立てるというのが本筋であります。我々は補正予算を立てようかということで考えたんですけれども、補正予算を立てるとなると、最終的に可決されるのが12月下旬になるわけでございます。12月下旬になると、これは執行上、なかなか間に合わないと、こういうこともありますので、予備費流用という方法もあるけれども、基本的にはきちっと説明した上で、後に議決を要する専決処分予備費流用の場合には、決算までありませんから、そういうことも含めてきちっとやった方がいいと、こういう考え方でございます。 24 【桑津委員】  今の復旧工事の件で1点お伺いしたいと思うんですけれども、4,500万円ほどトータルでかかるという御報告で、内容として損傷箇所復旧及び爆発対策設備設置ということで、おのおのの金額、これを見ると、損傷箇所の復旧で約3,000万円ぐらい、対策処置費で1,500万円ぐらいじゃないかと、これを計算すると思うんですけれども、その辺ちょっと御説明いただきたいと思います。  そして、御答弁の中で、過去にも二度ほどクリーンセンターでの爆発があったということで、前回、平成10年にも3,500万円ほど、事故の復旧でかかったという御報告なんですが、そのときも3,500万円という多大な被害を受けているわけですけれども、その際にどういった対策とか、今後そういう爆発等について対策を講じられたのか。今回、爆発軽減装置を今後の対策で講じようということで報告されているんですけれども、これが今、申しましたように、大体1,500万円ぐらいかかるのかなと思うんですけれども、それの効果というか、どのぐらいまでの事故にと考えられているのか、その辺をちょっと御説明願えればと思います。 25 【三輪クリーンセンター所長】  今回の復旧工事費の内容でございます。大きく4項目ございまして、2つの項目に分かれますが、1つの中では破砕機の風胴、それから異物取り出しシュート、それから破砕機の下部がかなり損傷を受けておりますので、この辺の整備で850万円、それから搬送コンベア。コンベヤー類ですね。振動コンベア等で1,500万円。その他、クレーン操作室等々の修理がございますので、これが300万円。それから、破砕機爆発対策ということで、希釈送風機の設置、それから監視カメラの増設等がありまして、これが約950万円程度になっております。合わせまして、先ほどの金額になっております。  今回の爆発軽減装置によりまして、どの程度軽減効果があるのかということでございますが、入ってくるものによって、一定の想像はしておりますが、ゼロとか100とかいう数字は非常に難しいかと思います。人身等に影響ないような施設改修工事を行っていきたいと思っております。  それから、前回、平成10年に起きました爆発事故に関しましては、施設の復旧のみの工事費でございます。特に軽減するような対策は、爆発した後に火災が発生しないように水噴霧等の装置はつけておりますが、そういう状況でございます。 26 【松本委員】  では、2点だけお伺いします。家庭ごみ有料化実施状況報告を聞いたことで2点お聞きをいたします。  出だしはまずまずということで、大変いい状況で進んでいると思います。それで、一つ気になっているのは、この表を見て、可燃ごみ不燃ごみペットボトルその他というのは、これでわかるんですけれども、古紙類のこれだけの増加というのが、今まで燃えるごみにこのような紙類を出していた人が、きちっと資源ごみとして出すようになったということは、非常にいい流れになっていると思いますが、私も11月1日に引っ越しをして、すごい忙しかったものですから、タイミングが悪くて、11月1日以降にやたらごみが出るというパターンになってしまいました。延ばし延ばし袋に詰め込んでやりましたが。  質問としては2点ありまして、1つは、不法投棄の状況が1カ月でどうかというのはちょっとあれかもしれませんけれども、これはずっと心配していることでありますし、ホームページ等でも不法投棄の問題はきちっと見詰めていくと、またそのフォローアップ体制をしっかりやっていくということでありましたし、条例を審議するに当たって、このことも質問させていただきましたけれども、きちっと対応していくとおっしゃっていましたので、この1カ月を見て、その辺をどういうふうにチェックされて、また何かそういう現場があったのかどうか、またそれに対してどういう指導を行ったとか、何か接見したとか、そういうことがあれば教えていただきたいと思います。  それから、もう1つは、今回、こういう出だしになりましたけれども、先回の条例審議の中でも、特に1年なのか半年がいいのかわかりませんけれども、市報の1面に大きく有料化することになった、戸別収集することになったことによって、ごみがこうなったということを載せたらどうかというお話をさせていただきましたけれども、これについては、そのときの審議で確定したお返事がいただけなかったので、ぜひこれは万が一増量したとしても、その辺は市民の皆さんの努力によって、それが数が変わるわけですから、きちっと報告していくということをお考えになっているのかどうか、この辺の御返答をいただきたいと思います。以上2点をよろしくお願いいたします。 27 【土屋市長】  最後の部分は、私どもが最も重要視しているところでありまして、それがいつの時点でいいかということで種々議論いたしております。不確定な、リバウンドも含めて、いろいろ途中があるわけですから、ある程度標準化しないと、趨勢について報告するというのは誤った情報を出すことになりますから、これは慎重にしなきゃいけない。ただ、非常に大事なことだと、こう考えております。だから、3カ月とか半年ですかね。そういうことだろうと思っております。 28 【大竹環境生活部参事】  不法投棄の件ですけれども、今のところ、直接大きな問題として苦情が入っているケースはございません。ただ、不法投棄じゃないかというような形の問い合わせがありましたときには、直ちにうちの職員が現場に行きます。不法投棄だと言われた場合、申しわけないけれども、破袋しています。その事例は二、三件ございましたけれども、ほとんどが中の住民なんですね。家主は一生懸命努力しているから、うちに住んでいる者に限ってという意識が強かったんでしょうけれども、そんな事例はありましたけれども、その不法投棄をもってどうのこうのという事例は今のところ出ておりません。ただ、ここに書かせていただいたように、集合住宅については特別な対応をしておりますから、そこでは多くの場合、道路に面してごみ置き場があるようなところは、そこに目隠しをしたり、内側に変えたりとか、家主の努力も多々ありますもので、今のところで不法投棄ということで大きな苦情にまで発展した事例は、1カ月余の間には有料化に関してはありません。 29 【松本委員】  どうもありがとうございます。ぜひいい数字を出していただいて、さらに気持ちを高めていきたいなというふうに思いますが、ちょっとずれちゃいますけれども、1点お聞きしておきたいのは、この報告にも集合住宅のこともありますが、条例審議のときはこうだったんですね。集合住宅によって、集合住宅の敷地内じゃないところにごみ置き場、ごみステーションを持っている集合住宅があるのではとか、あったとかいうことがあって、その場合について、これではそれぞれ管理不動産業者や家主と相談して、大分よくなったというんですけれども、この場合は結果的にどうなったのかとちょっと確認しておきたい。つまり、集合住宅の敷地の中にごみステーションを持っていない集合住宅というのが、例として、その反応だと余りなかったのかもしれませんけれども、あったのかどうかということと。  関連して、こういう例があったんです。これは集合住宅じゃない場合ですけれども、もともと土地をごみステーションに寄付するという例がありましたよね。これは、私の前住んでいた家の近所だったので、かなり入り込んで説明しました。これは、当時ごみステーションとして、皆さんが寄付したのかもしれないけれども、この場合は皆さんが戸別でやっていることですから従ってほしいという立場で説明しましたが、その辺のことが、条例審議のときにはまだそういう例がないという御説明がありましたけれども、実際ちょこちょこあったと思うんですけれども、それについてどういう対応ができたのか。集合住宅の件と戸別住宅の件で状況が動いていると思いますので、それについての御報告をいただきたいと思います。 30 【大竹環境生活部参事】  有料化というよりも、戸別収集の件での御質問だと思いますけれども、私どもが戸別収集を武蔵野市の独特なやり方だったんですけれども、すべて敷地の中にごみ置き場をつくってくださいということで、そういう前提条件がありましたものですから、先ほど梶委員ですか、現場と言いましたけれども、事務職を含めて全員が出ておりまして、全員が一軒一軒訪問しまして、敷地の中に入ってください。だけれども、なかなか難しい場合においては、例えば門扉をあけてでも中に入りますよというようなやり方をしてまいりました。その結果としては、集合住宅は、例えば戸建てと一緒に電信柱に置くというようなごみ置き場は一つも残っておりません。私の知っている限りにおいては、全集合住宅が敷地の中に入ったと思っております。  今の御質問、ちょっと個別具体的な形でわかりにくいんですけれども、例えば今まで開発行為で一角、隅切りなんかの部分が提供されてごみステーションになった場合、それは皆さん、どういう過去かわかりません。所有権があるのかないのか、市に寄付したとかいう事例が複数件ありました。でも、例えば普通財産か行政財産か、いろいろなケースで違いますけれども、それは廃止してくださいと。個々の敷地の中に移ってくださいとお願いして、今のところ、すべて問題が解決してきたと私は思っております。 31 【砂川委員】  皆さんの努力でこのようなすばらしい結果を得たことを、まずみんなでよかったなということを確認して、次に行きたいと思います。  まず、クリーンセンター事故に関して1点、ごみ有料化について2点ほど伺いたいと思います。  素朴な質問なんですけれども、2の(1)の3)の買った販売店がわからない場合は、市のごみ総合対策課へ相談するとありますが、これは普通、不燃ごみとかはシールを張ってお金がかかりますよね。この場合はどのようにされる御予定なのかをお聞きしたいと思います。  次に、ごみ有料化に関してなんですけれども、2の(3)のペットボトルその他プラスチック容器類というのが資源として出てきているわけですけれども、ペットボトルとその他プラスチックというのは処理費用が違うと思うんですね。ペットボトルの方が処理費用がかかっていると思うんです。それで、できればペットボトルを減らしていこうというインセンティブが働くように、そのペットボトル等の内訳とかが今わかりましたら教えていただきたいんですが、わからないようでしたら次回にお願いしたいと思います。また、ペットボトルとその他プラスチックというのは、量的なものと経費的なものを教えていただければと思います。  あと、古紙類で、雑紙袋ってとてもよかったなと思っているんですけれども、雑紙と普通の新聞紙、あと上質紙みたいなものというのは、今まで集団回収などでは分けられていて、どれぐらいが雑紙類がふえているのかなというところで、今まで本当にごみだとしか考えられなかったものが資源になっていくということがわかると、ああ、雑紙というものも、今までごみになっていたものが資源になっていくんだなというところがよくわかると思いますので、これももしわかりましたら、そのパーセンテージとかを教えていただければと思います。  あと、松本委員、ほかの委員の方からもありました、減容に向けてということなんですけれども、ペットボトル類のプラスチック類に処理費用がかかっていますが、瓶牛乳などのリユース瓶に関しましては、自治体が全く費用がかからずに、メーカーの負担で処理とか保管とかができるわけですが、それらの今後の導入の予定について伺わさせていただきたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 32 【三輪クリーンセンター所長】  いわゆるガスボンベにつきましては、いろいろな種類がございまして、酸素ガス、水素ガス、アンモニアガス、その他いろいろございます。まずは、担当の部署の方にどんな種類のものかを御相談いただきたいと。例えば、プロパンガスなんかですと、市内に4店舗、その引き取り店がありますので、そういうお店を紹介する。それから、アセチレンガスですと1店ございますので、そういうお店を紹介していくというような考え方でおります。 33 【大竹環境生活部参事】  この2のごみ量の推移の中の(3)ペットボトルその他プラスチック、これを分ければよかったんですけれども、丸めた数字であらわしております。その内訳を申し上げますと、16年9月のペットボトルは45.75トン、プラスチックが94.84トンでございます。16年10月でいきますと、ペットボトルが31.96トン、プラスチックが117.08トンというような内訳になります。それから、15年9月でいきますと、ペットボトルが38.895トン、プラスチックが62.570トン、15年10月でいきますと、ペットボトルが35.79トン、プラスチックが65.94トンでございます。このような内訳でありますけれども、丸めた数字として1本で出してしまいました。  それから、瓶とかその他の容器包装に関するものについては、ちょうど今、見直し時期に入っておりますので、委員御存じのとおり、検討段階で、いろいろな形で意見が出てくるだろうと思っております。詳細は、今のところ不明でございます。 34 【砂川委員】  プロパンガス等、お金がかかるんですよね。それに対応した料金も、人に聞かれた場合、どれぐらい処理費用がかかるのかということをお聞きしたかったので、その値段がもし、大体でいいんですけれども、わかればお願いしたいと思います。  あと、雑紙の方は、どれぐらいというのがわかりましたらお願いします。 35 【大竹環境生活部参事】  申しわけありませんでした。これは、初期の段階の10月の集計でございます。雑紙そのものについても、新聞等、業者が一緒に代価に載せておりますので、それについて分けて集計するように指示しておりますけれども、今の段階では数字であらわすことができないので、もう少し時間をいただきたいと思っております。 36 【三輪クリーンセンター所長】  ボンベの種類によって引き取り料金が多少異なっております。例えば、プロパンガスボンベですと、お店によって違いますが、約2,000円程度と聞いております。 37 【砂川委員】  ありがとうございました。私たちが努力することで、税金も使う額が減っていって、そしてまちもきれいになるということは、本当にすばらしいことだなと思います。  最後に、リユース瓶牛乳等の、今後の市役所食堂とか公共施設への導入予定等について、よろしくお願いします。 38 【永並助役】  以前も同様の御質問がありまして、担当の方に検討させて、売店の方とも協議したところでございますけれども、リユース瓶を納入できる業者が某生協1カ所で、品ぞろえ等についてもなかなかなくて、採算ベースに合わないんだという売店側の今のところの回答でございますので、現在のところでは難しいのかなという状況であります。 39 【砂川委員】  M牛乳とか、牛乳店を回りましたところ、瓶牛乳の自動販売機というものがございまして、それはお金も幾らか聞いてきたんですけれども、それはメーカーが貸してくれると。それで、牛乳メーカーは必ず瓶牛乳の自販機を貸してくれるということを確認しておりますので、そうしますとお金も全くかかりませんし、メーカーの方が管理等もしてくれるということですので、瓶牛乳の自販機というものをぜひお伝えいただきまして、資料とか持ってこいということでございましたら、私、準備してまいりますので、ぜひ御検討の方をよろしくお願いいたします。 40 【鈴木委員】  牛乳の件ですが、余り勧めないでいる人たちも随分おりますので、牛の血液を人間が飲むのはおかしいんじゃないかなんて言う人もいるぐらいですから、牛乳と、そういうものをどう勧めていくのかわかりませんが、牛乳の宣伝は余りしない方がいいんじゃないか。Mと言ったけれども、3種類ぐらい同じ会社がありますよね。名糖、森永、明治。ということもいろいろありますが、注意しながら御検討願いたいと思います。 41 【土屋市長】  鈴木委員がおっしゃったことは、牛乳というものを多量に摂取することによって、異型たんぱくによるアレルゲンが発生するんじゃないかという、こういう論点だと存じます。確かに、有力な議論として、人間のたんぱくと違うものを異型たんぱくを大量に飲み続けるということで、アレルゲンの要素となり得るという、こういう指摘もあります。これらについては、とりわけ選択の余地が余りないような学校給食などで、この牛乳をどうするかという議論をずっと続けているわけでありますが、一たん始まったものを撤回するというのは非常に難しい要素があって、議論しております。  しかし、売店等では、どうぞお好きにと、こういうことでございますから、そういうことも含めて選択するわけですから、お二人の御意見を拳々服膺して、趣旨に沿うよう努力できるかどうかも検討していきたいと思っております。 42 【田辺委員長】  それでは、以上をもって厚生委員会を閉会いたします。                                ○午前11時07分 閉 会 Copyright © Musashino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...